333. 静岡高校124期 卒18の会 開催報告

2026年10月25日(日)、東京・大手町の「La Pesquera MARISQUERIA」にて、静岡高校124期の同窓会を開催しました。

関東在住の同期を中心に11人が集まり、食事を囲みながら近況を語り合いました。卒業から18年。それぞれの歩みに触れるとともに、私たち自身の変化も感じるひとときとなりました。

今回集まったメンバーの活躍する分野は、医療、コンサルティング、ベンチャー、金融、テクノロジー、メディア、エンターテインメントと多岐にわたりました。わずか11人でも、これほどさまざまな世界の話が聞けることに驚かされます。同じ教室で学んでいた頃には想像していなかった場所で、それぞれが経験を重ねていることを実感しました。

仕事の話で印象的だったのは、責任を担うポジションに就いている仲間が増えたことです。就職先や仕事内容を紹介し合っていた頃から、組織や事業の中で役割を持つ年代になりました。同じ高校で過ごした仲間が、それぞれの現場を支える立場になっていることに、時の流れを感じるとともに、頼もしさを覚えました。

とはいえ、当日の話題の中心は仕事ばかりではありません。むしろ、多く交わされたのは子育てやライフイベントの話でした。卒業後の進路から始まり、就職、そして家庭や日々の暮らしへ。久しぶりに集まったときに何を話すかにも、その時々の私たちの年齢や関心が表れるようです。高校時代には遠い先のことだった話題が、今では身近なものとして会話の中心になっていることも、感慨深く感じました。

そして、改めて確認したのは、私たちももう若くないということでした。同期と会えば、気持ちは高校時代に戻ります。しかし、話している内容を聞けば、ちゃんと「おじさん」になっています。本人たちの感覚と、卒業から18年という年月の間には、少しずれがあるのかもしれません。そんな変化も気兼ねなく話せるのは、同じ時代を過ごした仲間だからこそです。

SNSを通じて、同窓生の近況を簡単に知ることができる時代になりました。どこで働いているか、どのような活動をしているか、家族とどう過ごしているか。会っていなくても、何となく知っていることは増えています。それでも、実際に膝を突き合わせて話す時間には、別の価値がありました。投稿では伝わりきらない仕事の背景や暮らしの実感も、会話の中では自然に共有できます。近況を知るだけでなく、その人の今を少し深く理解できることが、集まる意味なのだと思います。

今回の交流からは、高校のネットワークが持つ可能性についても考えさせられました。これだけ幅広い分野で活動する仲間がいながら、そのつながりを仕事や新しい取り組みに生かす機会は、まだ多くないように感じます。互いに何ができて、どのような課題に向き合っているのかを知る場があれば、相談や協力につながる接点も見つかるのではないでしょうか。

例えば、40歳未満の卒業生が期を超えて集まる「U-40の総会」のような場があっても面白そうです。近い世代だからこそ話しやすい仕事や生活のテーマもあり、異なる期の卒業生が出会うことで、同期会とはまた違った広がりが生まれそうです。気軽に近況を話す中から、仕事の相談相手や、一緒に何かを始める仲間が見つかる。そんな機会が増えれば、高校のつながりが今の私たちにとって、さらに身近なものになると思います。

懐かしい仲間との再会を楽しみながら、それぞれの現在と、これからのつながり方にも思いを巡らせた今回の同窓会。参加してくれた皆さん、ありがとうございました。今回会えなかった同期も含め、また集まれる機会を楽しみにしています。(勝岡大貴)